2016年02月22日

人それぞれの武技・稽古


久しぶりのメンバーが集った



昨年11月以降以来のメンバーが集った稽古日でしたね


それぞれが別々の武技を希望したために、チーム別に指導となりました


最初は骨脂術と剣術に別れての稽古、次いで剣術と長棒術に柔術にそれぞれの希望の技を指導することになりました。


このような稽古は私にとっても生徒たちにとっても良い刺激ですね。


それぞれ習いたいもの、得意な分野、不得手な分野を修行していく、切磋琢磨していくわけですから実に楽しいです。


2月・3月は会場の都合も有り、稽古日数が少なくなってしまうのです。


暫くの間無理を言うことになってしまいそうです。










先日の殺陣の稽古での死亡事故の件、ご冥福をお祈り申し上げます。


下記サイトで注意が促されていましたので、ご参照下さい



刀剣乱舞.jpg 刀剣乱舞






posted by ヒロボックリ at 10:37 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 抜刀術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

殺陣の稽古中に模造刀が腹に刺さり劇団員が死亡


模造刀で死亡事件が



2月15日正午頃、東京都台東区日本堤2丁目の区立施設で、舞台の稽古中に男性の腹部に模造刀のようなものが刺さったと119番通報が有ったということです。


警視庁によりますと、男性は、役者の菓子野大悟さん(33)=国立市富士見台4丁目=で、刃渡り約73センチの模造刀が刺さり、搬送先の病院で死亡が確認されたのです。


浅草署によりますと、菓子野さんは施設内の『たなかスポーツプラザ』で都内の劇団の劇団員らと殺陣の稽古中だったということです。


施設の担当者の話では、殺陣の稽古には劇団のメンバー数人が参加していたそうですが、菓子野さんが模造刀を持ったままころんだところ、腹に刺さったとみられるとのことです。


浅草署では、事故が起きた経緯などを調べているということです。





我々、武道を稽古しているものが守るべきこと


武道を行う方で、居合刀など武技を取り扱う場合は、細心の注意を払わなければいけません。


特に剣術や居合などの場合、稽古を始める前に目釘(目貫)の確認、柄巻きの確認、刀身と柄のガタツキがないかどうかなどをしっかりと確認することを守ることが必要です。





刀の名称.jpg




居合刀は、組み打ちを出来るようには出来ていませんし、茎と切羽のところで折れることも有るのです。


稽古中には、危険回避のために剣の取扱者の前後に人を立てることは極力しない。


最低でも取扱者の3メートルの円の中に入らないように最新の注意を図る。


真剣(本身)を取り扱う場合はTPOを考え、安全の上に安全を重ねる必要があります。


真剣(本身)の取扱者の前後には、『絶対に人を立たせない』など細心の注意を払うべきです。


公共の施設を利用している場合は、施設のルールを守り使用しなければなりません。


施設によっては、真剣での稽古は出来ないところもありますので確認が必要です。


自分たちだけではなく、他の団体の使用もあるということを忘れてはいけないのです。


会員同士でも取扱に注意して、怪我のないように稽古ができる環境つくりが、指導者の役目だと思っています。







4月から腰切り棒術セミナーを開始します

興味の有る方はホームペジから申し込みください。






タグ:雑感


posted by ヒロボックリ at 23:28 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

映画・くちびるに歌を(新垣結衣、木村文乃・桐谷健太他)

閑話休題


唐突ですが、今回は映画の話です。


『くちびるに歌を』


新垣結衣が主演で長崎五島列島には臨時教員となって派遣されたピアニスト役

主題歌はアッジェラ・アキで『手紙〜拝啓15の君へ〜』



内容は木村文乃演じる松山ハルコは、島の中学校の合唱部顧問が産休に入るために、代わって赴任してきたのが中学校時代の同級生で『元神童で自称ニート』野臨時教員・柏木百合(新垣結衣)に1年間の期限付きで合唱部の指導をするというものです。

くちびるに歌を.jpg



背が高くて綺麗な先生が来たということで、合唱部に男子生徒が続々と入部してくるのですが、元々合唱部は女性しか居なかったためにいざこざが起きるのです。


ここまでなら単なる学園モノなのですが、実は伏線が有るのです。










一つの伏線は自閉症の兄を持つ弟、弟はなぜ自分がこの世に生まれてきたのか知っているのです。


そして兄に感謝していること、兄がいなければ自分は望まれて生まれてきてはいない、そんな兄を時には疎ましく思う時もあるけれど、それでも兄と生活をしていくと決めていること。


この自閉症の兄役をNHK朝ドラ・まれで高志役を演じた渡辺大知さんが演じていました。



もう一つの伏線は、父親に二度捨てられたという環境の少女実はこの生徒が隠れた主人公かもしれません。


父親が道楽で子供を一回捨てて音信不通に、それが突然現れたかと思うと、翌日には家にある金銭を盗んでどこかに行ってしまう。



ユリは、愛する彼を失ったことでピアノが引けなくなり、逃げるようにして生きている、それを見かねてハルコが島へ呼び戻し、再起させようとしている


此等の葛藤、生活がよく描かれています、そして子どもたちが前向きに育っていく姿が。



『泣かんトヨ、前進・前進』



新垣結衣さんが中盤過ぎまで笑顔がないのですが、ぶっきら棒にさせ見える演技が後半に生きてきます。


この映画の中で自分への手紙を書くというのが出てきます。


15歳の私から15年後の私へ、15年後の私は何をしているのだろうか?


アンジェラ・アキさんの歌の意味が此処で分かります。


15年後の自分は15年前の私をどう思っているのだろうか?を考えてしまう。


このブログを更新している私は今、62歳ですが15年後の私は77歳・喜寿を迎えているのだろうか?


中学3年生である生徒たち、15年後は30歳にそれぞれの道を歩んで生きている姿を見ているのです。


そして合唱コンクール、もっと笑顔になって、そしてくちびるに歌を!



後半は感動で涙が止まらなかった、一父親として、そして忘れていた中学校時代。


あんなに輝いていただろうか、あの時に思い描いた未来に自分はなっているのだろうか?



最後に、自閉症の兄に歌を聴かせることが出来なかった事を知った同級生たち、ホールで歌を聴かせる姿が、4人から始まりやがてホールにいた出場者全員が歌をうたう、映画ならではのエンディングですが感動モノです。



映画館で見た方も、まだ見ていない方も一度は身て欲しいです



♪♪最後に、船の汽笛はドの音!です。♪♪






円空流腰切り棒術講習会参加者募集中です。

興味の有る方はホームページから申込ください。








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タグ:雑感


posted by ヒロボックリ at 11:11 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月03日

東京支部稽古会日程確定


円空流から東京支部の稽古日程が決まりました



世田谷や江東区などで、講習会形式で指導稽古を行っていますので、気軽に参加できるのではないでしょうか


世田谷稽古会は金剛杖(腰切り棒術)錫杖術(長棒術)を主体にして行っています。


江東稽古会は、早縄術を主体にして、江戸古流(各流派伝承)本縄術の研究を行っています。



早縄.jpg  捕縄術.jpg












東京支部世田谷稽古会2月20日午前9時〜



江東稽古会2月19日午後7時〜




興味の有る方は円空流のホームページからお申し込みください。


会場のご案内、詳細等を担当支部長から連絡をさせて頂きます。










タグ:講習会


posted by ヒロボックリ at 10:28 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

抜刀術切付の攻防


切付に見る切り返しとは




切付とは、円空流抜刀術の基本勢法で、まず誰もが最初に教わるものです。


この切付にについては、このブログでもだいぶ前に説明してますので、理解している方も多いのではないでしょうか


この切付は、その場から相手の抜刀しようとする右手を切ったり、または目を切ったりと行う物です。


普段の稽古では、相手が抜刀しようと鞘に手をかけた瞬間に斬りつけるものですが、今回は相手の目に向けた切付です。



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相手の眼間に向けて水平に切りつけるわけですが、当然ながら相手はこれをを下がり下段袈裟で受けます。


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相手は続いて天を真っ向に打ってきますので結び平上段で受け、切り返し相手の天を打ち返します。


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相手は流車でこの打ちをさばき、切り替えしで相手のの首を袈裟に切りつけます

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下の写真は、切り返しの返しを行う場合に、相手の剣を開き下がり長うわ受けし切り替えし相手の首を打つ(攻守逆転)









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このような攻防を繰り返し数十本行うことで、足捌き、体捌き、剣捌きを身につけることが出来るのです。


相手が変わることによって間合い、打ち込み方が変わるわけですから沢山の人と行えばそれだけ多くの動き(対応)を身につけることが出来るわけですね。


人によって速さも違いますし、間合いも違う、やはり数をこなすことの他に、人をこなす必要も有るということではないでしょうか。


腰切り棒術講習会参加者募集しています。

興味の有る方の申し込みはホームペジからお願い致します。






タグ:通常稽古


posted by ヒロボックリ at 00:17 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 抜刀術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月25日

後ろ取りからの肘送り



腰切り棒術からの転用技



腰切り棒術の手解きの中にある『棒引』を柔術として行うものです。


何処の流派でも、後ろから襟を掴まれたり、髪の毛を掴まれたりして引き倒す、もしくは前に押し込まれた場合などに対処する技があります。


この技法は、正座の指定状態で棒を右または左に置いたる状態から始まるのものです。


後ろから棒を不意に引き抜こうとする、という状態を想像してください。


想像できない、という方は背後から襟を捕まれ後ろに引き倒そうとしてる状態



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今回は相手の懐に回り込む形からの技ですから、左回り(時計の逆周り)に体転します。


左膝を立てながら右足を軸として回るのですが、当然ながら一気に回ることが大事ですよね。


左手回る時に顔前をカバーすることを忘れてはいけません。


相手が突いてきたり、拳槌で打ち下ろしてくる場合もありますので注意しましょう。





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写真は、振り向きざまに相手の脛を、右熊手打ちをしているところです。


足を差し替えながら、(1)相手の左肘を押し上げて倒す。



(2)相手の肘を右腕刀で押し込みながら倒す。



(3)内膝を攻めて倒す



(4)相手の足首に手をかけ引き倒す。



などに変化します。



外回りに入ったら当然ですが、肘天秤を決める等など、多数の変化はありますが今回は紹介しません。







あくまで、腰切り棒術の転用技ですので、足の使い方も棒術の動きです。


剣の場合には少し変化しますが、似たようなものです。



全てを紹介することは出来ませんが、腰切り棒術ができませんと無理がありますね。



4月24日から今年の12月まで腰切り棒術の初学=初手の講習会が始まります。


一度受けた方は、初学の=裏手を覚えてもらうようにしています。



興味の有る方は申し出てください。




ホームページから申込みできます。






タグ:柔術中伝技


posted by ヒロボックリ at 17:45 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 柔術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月18日

2016年新年稽古初め、蹴り止めからの脇固め


蹴り止めからの脇固め




円空流の脇固めは、通常皆さんが知っている脇固めではありません。


其の前に、ビデオの中で前回解説した小手返し技法について説明をしてますので、見て理解していただければ幸いですね。



脇固めですが、当流では骨法を使います。


骨法と言っても、流派の名前ではなく、骨を締める技法で足で行うこともありますし、今回のように上腕部で行うこともあります。


一般的な脇固めは自分の脇下でしっかりと相手の腕を抱え、相手の肩口に体重をかけるようにして固めるというものなのですが、1対1でしたらそれで良いと思います。


しかし、多人数を相手にした時には、蹴られててしまったり、殴られてしまったりしまうことになるため、此等の脇固めも練習はしますが、通常は骨法を使用した脇固めをするようにしてます。



ただ、骨法事態を文章で説明することが難しい、相手の腕の捻り角度や上腕部の位置、自分の脇下の位置などが複雑に絡んでいますので、ウ〜ン映像を見て考えてください。








蹴り止めからの入り方かを映像で説明していますので、左順手順足で入り、相手の腕を左手で掴みながら蹴り止め、蹴ったしを大きく後方へ蹴り戻しして、骨法を掛け脇固めに入る。



映像の中では、説明のために相手の前に左足が有りますが、本来は有ってはならないものなのです。



理由は此処で述べなくてもわかりますよね?








分からないという方のために、足の甲を攻撃される、また足取りに入られるなど諸々があるからなのです。



一般的脇固めに関しての足取り)返し技は、次回説明させて頂きます。





タグ:通常稽古


posted by ヒロボックリ at 22:10 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 柔術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月16日

小手返しを考える




小手返しとは?




小手返しは、今では大東流系の技法として有名になりましたが、この名前自体は大東流より派生した合気系の技法に多く見られるのではないでしょうか。


其のへんの詳細については、武道研究家の方にお任せいたしますが、似たような技が多数ある事自体は、私も経験上はしっているつもりです。


ただ、手首を折り畳む一般に言う小手折技法といいますか、此等は合気道でも、日本少林寺拳法でも見られます。


大東流から派生した韓国の合気道(ハプキドゥ)などは多用しているのがDVDなどでも確認できます。


ただ、小手返しのように小手を折りたたみ投げる、という手首を攻める技法はガッチリと握りしめた拳を返すのは難しいと思われるのです。


小手.jpg    小手2.jpg



ざっくりと、思い当たる技を説明します。


日本少林拳法の場合は、『小手投げ』と云う技があり、前腕刀で相手の受けを強く払って(下受け)、腹部に蹴りこみを入れてから手首を掴み、小手を折りたたみながら肘を送り出し投げているのです。


(手首を折り畳む技は『逆小手』という別な技法があります)







合気道の場合は、小手を素早く折りたたみ体裁きで投げている。


古武道は相手の手首を掴み、両手を添えて相手甲に親指を重ね、左右に振り回して投げる等など有るようです。




最近は、空手の方々も演武会等で、小手返しを披露していますから、多くの方があれは小手返しだということを知っているのではないでしょうか。



実際に相手の突きが早く、また突き戻しがある場合に、手首を取ることは容易では有りません。


また縦拳と平拳でも、取り方の難しさが変わってきます。


手刀打ち(切り)のように最初から手が開いている場合は、ある意味で簡単に取れます。


これは短刀など物を握っている場合などと同じで、容易に手首を返すことが出来ます。(屈筋と伸筋の問題)


ですが、空手や古武道が多用している親指を握りしめた拳は、手首を返すことが出来ない(難しい)のです。




他武道を知るという事が、以下に大事かが分かってきますよね。


どの武道が一番強いかという問題ではなく、問題として以下に相手を知り身を守るかですから。


それが護身という兵法なのかも知れません。




古武道研究家や、武道を研究している方々から見れば『何を今更言っている』、もっと深く考えろと言われるかも知れませんね。


もっと色々と伝えたいのですが、文字にするのは専門では有りませんので、所詮こんなものかと思っていただければ・・・・・(笑)


次回はDVDの中でこの記事の補填と、脇固めについて説明させて頂きます。



タグ:世迷い事


posted by ヒロボックリ at 13:55 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 柔術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

2016年稽古初め、蹴り止めからの小手返し(捻り投げ)


蹴り止めからの小手返し(捻り投げ)



小手返しといえば、大東流系を含め各流派では、逆手で行う投技として代表格みたいになっていますね。


それを紹介するなんて、と思う方も居らっしゃると思いますが、そこはあえて我慢してください。


前回の小手(肘)落とし同様に、相手の右外に入身しながら左手で手首を掴むと同時に相手の脛に蹴り止め。


其の蹴った足を相手の中に置くわけですが、この置く位置が大事ですね。


それと、掴んだ相手の腕、コツはの字です。


掴んだ手を一度下方に引き流して相手の身体を崩すことがあ大事、それでも、相手の開いている手からの攻撃は有ります。


当然ですよね、相手の中に入るわけですから顔が見えれば相手は攻撃する、当たり前のことです。


この次なる攻撃を捌くことが大事なのです。






一度下方に引き流した腕に自分の右手を添え、大きく振り回すことで相手の攻撃を捌き、身体の体転で一気に投げるのです。


相手の腕を離さずに裏返しにして、膝で固定し首を打ち決める。


この裏返しも、相手の動きを利用すれば自然と自分の足元に返って来ます。










ドタバタと自分が動き回る必要は有りませんし、自分はどんな時でも立っていることが大事です。


座り込んだり、寝技風にしては、周りを見ることが出来ません。1対1でも必ず周りを確認する。


そして、直ぐに対応できるようにする事を大事としています。


手首を逆に取ることはしていません。


あくまで大きく振り回してい投げる技ですから、いわゆるハンマー投げ(潜り投げ)の要領に近いです。


ハンマー投げ(潜り投げ)は、掴んだ腕の脇下を潜り、腕を捻る投技です。


柔道などの腕返しや、気楽流などの雷(いかずち)などが同類ではないでしょうか?


その他多くの流派でみられる古典技ですが、、ハンマー投げの名称はプロレスリングが名付けた技名です。


ハンマー投げ(潜り投げ)のは入り方とは対比の技、と捉えてもらえば良いのではないでしょうか。


皆さんの役に立てれば、嬉しいですね。







タグ:通常稽古


posted by ヒロボックリ at 11:00 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 柔術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月14日

2016年小手(肘)落とし



小手(肘)落とし



この小手落としは、別名「肘落とし」と呼ばれるれので、相手の右突きを捌きながら外入り身すると同時に、左順手で手首を掴みます。


実際には掴むと同時に、右足ですね蹴りをするわけですが、この手首を掴むというのが難しい。


相手は突いたらすぐ引くわけですし、また下手に受けたら掴むことさえ出来ません。



ではどうやったら掴むことが出来るのか?そこが思案の為所なのです。


数多くこなせば掴めるようになるよ!なんて思わないでください。



100%掴めるようになるにはコツが有るのです、其のコツを掴めば初心者でもボクサーの手を手噛めるようになります、・・・・ハズです?


そして蹴り止め、この蹴り止めは相手のついた腕が実になっているわけで・・そうです虚実の世界です。


実になっている手を、簡単に曲げるなんてことがそんなに上手くできるわけが有りません。


蹴りドメは、相手の動きを止めるのと、足に実を作り腕を虚にするための動きです。


そして、左手で掴んだ腕に下から思い切り右手で押し上げるようにして、相手の拳を顔前に持って行くとあら不思議、相手は後ろに重心を移動します。


人間は、自分の手でも顔前に持っていかれると避ける反応が有るんですが、危険回避ですね。


自分の体を守ろうとする条件反射です。


これを防ごうと、自ら額を当てる人も居ますが、それは恐怖を乗り越えた人ですから、ある違った意味で怖いです。






話を戻します。


相手の重心がやや後ろに下がった状態であるということは、前足全体が虚になっているわけですから崩しやすい。


此処で一気に肘から落としこむようにして下がるのです。


これが小手(肘)落としです。






受け手側の相本に落とすことがコツです。

手首の取り方は、文章で解説しても理解してもらえないと思いますので、各自で考えてください。



タグ:通常稽古


posted by ヒロボックリ at 00:04 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 柔術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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